膝の痛みを紐解く。大切なのは、痛い場所だけをみないこと

こんにちは。
ここから整体の一柳成美です。
膝が痛い。その原因は膝にある?
「バドミントンをしたあとに、膝が痛くなるんです」
今日、そんなお悩みを抱えた方が来院されました。
膝が痛いのであれば、膝の状態を確認する。
もちろん、それも大切です。
でも、私は膝だけをみるわけではありません。
どんなプレースタイルなのか。
どんな構え方をするのか。
どんな打ち方をすることが多いのか。
バドミントンについていろいろとお話を伺いながら、普段どのように体を使っているのかを一緒に振り返っていきました。
なぜなら、痛みが出ている場所だけをみていても、見えてこないことがあるからです。
体をみると、膝以外にも気になるところが
実際に体を確認すると、足裏の硬さが気になりました。
足裏だけでなく、ふくらはぎから太ももの裏側にも硬さがあり、仰向けで膝を伸ばしたまま脚を持ち上げる動きでは、60度ほどまでしか上がりませんでした。
さらに、足首の動きにも制限がみられました。
バドミントンでは、踏ん張ったり、次の動きへ切り替えたりする場面がたくさんあります。
そうした動きの中で、足裏や足首が十分に動かせなければ、膝に負担がかかっている可能性も考えられます。
もちろん、これだけで痛みの原因を断定できるわけではありません。
だからこそ、体の状態だけでなく、実際のプレーと照らし合わせながら考えていきます。
「だから膝が痛くなるのか!」
普段のプレーを振り返っていただく中で、ご本人からこんな言葉が出てきました。
「だから膝が痛くなるのか!」
ご自身の動きと膝の痛みがつながった瞬間でした。
そこに、私が確認した足裏や足首、脚全体の状態を加えてお伝えすることで、ご本人の気づきと体の状態を照らし合わせることができました。
ある意味、症状の答え合わせができたような時間でした。
私が体の状態を一方的に説明するだけではなく、ご本人が自分の体を振り返り、気づくこと。
そこに専門家としての評価を重ねることで、体に起きていることへの理解が深まっていくのだと感じます。
自分が知らないことを、知ろうとする
今回、改めて大切だと感じたことがあります。
それは、相手がどんな動きをしているのかを知ろうとすること。
私はバドミントンを専門的に経験してきたわけではありません。
だからこそ、どんな動きが必要なのか、どんな場面で踏ん張るのか、どうやって次の動きへ切り替えるのか。
自分の知識だけでわかったつもりにならず、丁寧に聴いていく必要があります。
これは、経験したことのあるスポーツでも同じです。
同じ競技でも、プレースタイルや得意な動き、体の使い方は一人ひとり違います。
「この競技なら、こういう動きをするはず」と決めつけるのではなく、目の前の方を知ろうとすること。
その人の話を聴き、体を確認し、両方をつなげながら考えていくことが大切だと思っています。
膝が痛いから、膝だけをどうにかする。
それだけでは、見えてこないことがあります。
痛みのある場所だけでなく、体全体をみること。そして、その人がどんな生活を送り、どんな動きをしているのかを知ること。
痛みをきっかけに、自分の体に気づき、これからの体の使い方を考えていく。
その積み重ねが、好きなスポーツをこれからも楽しむための体づくりにつながっていくのだと思います。
これからも、一人ひとりの体と、その人が過ごしている日常に丁寧に向き合っていきたいです。



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