膝の痛み、実は「膝だけ」の問題じゃない?
- 整体 ここから
- 2 日前
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こんにちは、ここから整体の一柳成美です
「階段を降りる時に膝が痛い」
「立ち上がりでズキッとする」
「最近、歩くと疲れやすい」
膝の不調を抱えて来られる方はとても多いです。
ですが、その“痛みの原因”が必ずしも膝にあるとは限りません。
体はひとつにつながっています。
だからこそ、 別の部位のクセや硬さが膝に負担をかけている ことは少なくありません。
「膝が悪いんじゃなくて、膝が“頑張らされている”状態かもしれませんね」
そんなお話を施術中によくさせていただきます。
膝の痛みの代表的な原因
1.股関節や足首の動きの悪さ
膝は股関節と足首の間にある“中間管理職”。
どちらかが硬くなると、そのしわ寄せが膝に集中します。
・股関節が硬い → 歩幅が小さくなり膝にねじれが発生
・足首が硬い → 膝で代わりに衝撃を吸収しようとして負担が増える
気づかないうちに膝に仕事が集まっている方、実はとても多いです。
2.姿勢や体の軸の崩れ
猫背・反り腰・骨盤の歪みなどにより体重のかかり方が乱れると、
膝の内側だけ・外側だけ・お皿周りが痛む…といった症状につながります。
「姿勢が少し整うだけで膝が楽になる」
そんなケースも珍しくありません。
3.太ももの筋肉の硬さ・弱さ
膝を守る筋肉(大腿四頭筋・ハムストリングス)が硬い、または弱いと、
関節の動きがスムーズにいかず痛みが出ることがあります。
歩くと疲れやすい方は、筋肉がうまく使えていないサインかもしれません。
4.膝周りの滑走性の低下
膝蓋骨(お皿)の動きが悪い、筋膜が張り付いているなどで
動き始めや階段での痛みが出やすくなります。
「動き出しが痛い」「休んだ後がつらい」はここが原因のことが多いです。
ここから整体でできること
「膝だけを押す」ではなく、ここから整体では膝に負担をかけている要因を全身から探します。
・姿勢・歩き方のチェック
・骨盤・股関節・足首のバランス調整
・膝周りの滑らかな動きづくり
・膝を守る筋肉の働き改善
・正しく体重が乗る立ち方・歩き方のサポート
膝は体の“要(かなめ)”。
ここが整うと、腰や足首まで軽くなる方も多くいらっしゃいます。
まとめ
膝の痛みは、 膝そのものよりも“別の原因”が隠れている ことがほとんどです。
痛みを我慢していると、
歩き方が変わり → さらに負担が増え → ほかの部位も痛くなる
という悪循環につながってしまいます。
「最近階段がつらくなってきた」
「以前より膝が重い・疲れやすい気がする」
そんな方は、痛みが強くなる前に一度“体の使い方”を整えてみませんか?
膝が変わると、歩くことがもっと楽になりますよ。

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