top of page

〜肩こりさんが本当に整えるべきは、肩の“まわり”

  • 執筆者の写真: 整体 ここから
    整体 ここから
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

“肩だけ”触っても良くならない気がする…



「肩が痛いから、肩をほぐしてほしい」

「肩こり=肩だけの問題」


そう思って来院される方は、とても多いです。

ですが実は、 肩の痛みや肩こりの多くは“肩そのもの”だけが原因ではありません。


むしろ、肩以外の部分が固まってしまった結果として

“肩が無理して働かされている”ことがほとんどです。


読みながら、ぜひご自身の体の状態をイメージしてみてください。





■ 肩の痛みは「肩の問題」ではなく「環境の問題」



肩がスムーズに動くためには【背骨・肋骨・鎖骨・肩甲骨・呼吸】

これらがひとつのチームとして働く必要があります。


どれか1つでも動きが悪くなると、その負担が肩にのしかかります。


「肩が痛む=肩が悪い」ではなく「肩に負担が集まっているだけ」かもしれません。





■ よくある“肩を動けなくする環境”




✔ 呼吸が浅い



呼吸が浅い方は、肋骨が十分に動いていません。

肋骨が動かないと肩を上げるスペースがなくなり、肩が引っかかりやすくなります。



✔ 背中が固い



背骨が丸まって動きが制限されると、肩甲骨も自由に動けません。

肩甲骨が動かない=肩だけで頑張る状態。



✔ 肋骨が固まっている



肋骨は肩の土台。

ここが硬いと、肩が正しい位置で動けず、痛みが出やすくなります。





■ 肩をほぐしても戻ってしまう理由



「肩をほぐしてもその時だけ…」

という方は、まさに 肩を取り巻く環境が整っていない 状態。


土台が固いまま肩だけ緩めても、

体はまた元の動きに戻ってしまい、結果として肩に負担がかかります。


肩を整えるためには肩の働きを邪魔している“周囲の硬さ”を整えることが先 なのです。





■ 整体でできること



ここから整体では、肩だけを触って終わり…ではなく


・肩甲骨の動き

・胸椎(背骨)の柔軟性

・肋骨のしなやかさ

・呼吸の深さ

・姿勢のクセ


これらを丁寧に見ながら、“肩が動ける環境”を整えていきます。


肩がスッと上がる瞬間に「肩ってこんなに軽く動くんですね」と驚かれる方もとても多いです。





■ まとめ:肩を変えるなら、“肩以外”を整える



肩の痛みを何度も繰り返す方ほど「肩をどうにかしなきゃ」

と肩ばかりケアしようとしてしまいます。


でも大切なのは逆で、肩が楽に動ける環境を作ること。

ここを整えると、肩こりや痛みは自然と軽くなっていきます。


もし、


・肩をほぐしてもすぐ戻る

・肩の重だるさがずっと続いている

・肩が上げづらい・引っかかる


そんな状態が続いている方は、一度“肩まわりの環境”を見直してみませんか?


あなたの肩は、もっと軽くなれます。

 
 
 

最新記事

すべて表示
膝の痛み、実は「膝だけ」の問題じゃない?

こんにちは、ここから整体の一柳成美です 「階段を降りる時に膝が痛い」 「立ち上がりでズキッとする」 「最近、歩くと疲れやすい」 膝の不調を抱えて来られる方はとても多いです。 ですが、その“痛みの原因”が必ずしも膝にあるとは限りません。 体はひとつにつながっています。 だからこそ、 別の部位のクセや硬さが膝に負担をかけている ことは少なくありません。 「膝が悪いんじゃなくて、膝が“頑張らされている”

 
 
 
気温が下がり始める頃に増えてくる不調

それが “首・肩まわりのこり” です。 寒さで身体が冷えると血管がキュッと縮み、 血の巡りが悪くなります。 すると、首や肩の筋肉は酸素不足になり、 じわじわと固さが蓄積していきます。 そこにデスクワークやスマホ姿勢が重なると—— 動かない時間が長いほど、筋肉はずっと踏ん張ったまま。 冷えと同じ姿勢の組み合わせで、ガチガチの肩こりが出来上がります。 最近、 「肩が重いかも…」 「首がつまる感じがする

 
 
 
「痛いときはあるけど動けるから大丈夫」

「寝れば少し回復するし、忙しいからケアは後まわし」 「痛いときはあるけど動けるから大丈夫」 そんなふうに思っていませんか? 仕事の責任が増え、家族や部下のために動き続ける毎日。 気づけば、自分の身体だけがいつも後回し になっている—— そんな方が本当に多くいらっしゃいます。 でも身体はとても正直です。 放置された分だけ、確実に“変化”として現れます。 姿勢が崩れて、疲れた印象になる 朝の顔がどこか

 
 
 

コメント


bottom of page