〜肩こりさんが本当に整えるべきは、肩の“まわり”
- 整体 ここから
- 2 日前
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“肩だけ”触っても良くならない気がする…
「肩が痛いから、肩をほぐしてほしい」
「肩こり=肩だけの問題」
そう思って来院される方は、とても多いです。
ですが実は、 肩の痛みや肩こりの多くは“肩そのもの”だけが原因ではありません。
むしろ、肩以外の部分が固まってしまった結果として
“肩が無理して働かされている”ことがほとんどです。
読みながら、ぜひご自身の体の状態をイメージしてみてください。
■ 肩の痛みは「肩の問題」ではなく「環境の問題」
肩がスムーズに動くためには【背骨・肋骨・鎖骨・肩甲骨・呼吸】
これらがひとつのチームとして働く必要があります。
どれか1つでも動きが悪くなると、その負担が肩にのしかかります。
「肩が痛む=肩が悪い」ではなく「肩に負担が集まっているだけ」かもしれません。
■ よくある“肩を動けなくする環境”
✔ 呼吸が浅い
呼吸が浅い方は、肋骨が十分に動いていません。
肋骨が動かないと肩を上げるスペースがなくなり、肩が引っかかりやすくなります。
✔ 背中が固い
背骨が丸まって動きが制限されると、肩甲骨も自由に動けません。
肩甲骨が動かない=肩だけで頑張る状態。
✔ 肋骨が固まっている
肋骨は肩の土台。
ここが硬いと、肩が正しい位置で動けず、痛みが出やすくなります。
■ 肩をほぐしても戻ってしまう理由
「肩をほぐしてもその時だけ…」
という方は、まさに 肩を取り巻く環境が整っていない 状態。
土台が固いまま肩だけ緩めても、
体はまた元の動きに戻ってしまい、結果として肩に負担がかかります。
肩を整えるためには肩の働きを邪魔している“周囲の硬さ”を整えることが先 なのです。
■ 整体でできること
ここから整体では、肩だけを触って終わり…ではなく
・肩甲骨の動き
・胸椎(背骨)の柔軟性
・肋骨のしなやかさ
・呼吸の深さ
・姿勢のクセ
これらを丁寧に見ながら、“肩が動ける環境”を整えていきます。
肩がスッと上がる瞬間に「肩ってこんなに軽く動くんですね」と驚かれる方もとても多いです。
■ まとめ:肩を変えるなら、“肩以外”を整える
肩の痛みを何度も繰り返す方ほど「肩をどうにかしなきゃ」
と肩ばかりケアしようとしてしまいます。
でも大切なのは逆で、肩が楽に動ける環境を作ること。
ここを整えると、肩こりや痛みは自然と軽くなっていきます。
もし、
・肩をほぐしてもすぐ戻る
・肩の重だるさがずっと続いている
・肩が上げづらい・引っかかる
そんな状態が続いている方は、一度“肩まわりの環境”を見直してみませんか?
あなたの肩は、もっと軽くなれます。

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