４つの首をあたためて冷えから身体をまもろう

気温がグッと寒くなり、暖房の効いた部屋から出られない、といった声が増えました。

冬になるとどうしても「冷え」に悩まされる方も多い方の思います

今回は４つの首を温めて、【冷え】から解放される方法をご紹介します。

そもそも「冷え」はなぜ起こるか？

私たちの体は体内で熱を作り、血液がその熱を体全体に行き渡らせて体温調節を行っています。

気温が下がると、血管が収縮し、大切な臓器が集まっている体の中心に血液を集中させるため、手足の冷えを感じやすくなってしまいます。そして体温が下がると、汗などを出して体から熱を出すような仕組みがあります。

冷えが続くと、だるさ、頭痛、肩こり、食欲不振、腹痛など、さまざまな不調にもつながります。

昔から「首」「手首」「足首」の「３つの首」を温めるといいと聞く方も多いとは思います。

3つの首は皮膚が薄く、さらに太い血管も通っている場所です。外気の影響を受けやすいため体の冷えにつながりやすいです。

血流が多い部分を温めることで効率よく全身の血液を温めることができ、指先やつま先などの冷えやすい末端も、温かい血液の流れによって温まってきます。

そして４つ目の首は【くびれ】、いわゆるお腹周辺のことです。副交感神経の中枢がある仙骨と、腸や子宮などが詰まったお腹を含む腰回りを温めることで、全身に温かい血液が流れます。

４つの首をしっかり温めて体をポカポカにして、冷えに負けない体になりましょう！