足裏の感覚、どう取り戻す? 姿勢を整えたい人の“最初の一歩”
- 整体 ここから
- 6月15日
- 読了時間: 3分

こんにちは、ここから整体の一柳成美です!
前回のブログで、「いい姿勢を目指す人こそ、足の裏の感覚を取り戻すことが大切」というお話をしました。
私たちの体は、足裏という土台で支えられています。
その土台が不安定だと、いくら上半身の形を整えようとしても、バランスは崩れてしまうんです。
今回は、その“足の裏の感覚”を取り戻すために、今日からできるシンプルな方法をいくつかご紹介します。
どれも運動が苦手な方でもできる、とてもやさしい方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
足の裏の感覚が鈍くなる理由とは?
そもそも、なぜ足の裏の感覚が鈍くなるのか?
それには、いくつかの理由があります。
・クッション性の高い靴を履く生活が続いている
・座りっぱなしや立ちっぱなしが多い
・加齢やケガ、運動不足
・日常生活で床を直接感じる機会が少ない
このような状態が続くと、無意識のうちに足裏の感覚神経が鈍くなり、重心のコントロールが難しくなってしまいます。
結果的に、姿勢が崩れたり、動きがぎこちなくなったりしてしまうんですね。
方法1:足裏を“手で触れる”
まず一つ目は、とても簡単な方法です。
足の裏を、手でさすったり、軽くトントンと叩いたり。
足指の間を広げたり、くるくる回したりするのもおすすめです。
ここで大事なのは、「ただ触る」のではなく、
“ここを感じてる”という意識を持つこと。
感覚神経は、「刺激」+「注意を向けること」でより活性化します。
「自分の足に触れる」ことで、脳と足の神経がまたつながり始めていきます。
方法2:足指でタオルをつかむ
床にタオルを置いて、足指で引き寄せたり、つかんで丸めたりする方法です。
椅子に座って行えるので、体力に自信がない方でも安心です。
これによって、足裏の筋肉や神経が目を覚まし、「足で地面をつかむ」感覚が戻りやすくなります。
最初はうまく動かない方もいるかもしれませんが、指は、繰り返すことで少しずつ動きを思い出していきます。
方法3:床の素材を変えて立ってみる
意外と効果があるのが、「立つ場所の素材を変える」こと。
たとえば
・フローリング
・畳
・タオルを敷いた上
・ゴルフボールやビー玉の上(安全に!)
・可能であれば、裸足で土や芝生の上に立ってみる
同じ「立つ」でも、足裏に伝わる刺激が変わるだけで、感覚神経はグッと目を覚まします。
床の凹凸や温度、硬さを「感じる」ことそのものが、感覚入力になるんです。
無理に動かすより、“まず感じる”ことが大切
姿勢を整えようとすると、「どう動かせばいいか?」に意識が向きがちです。
でも、実はその前に「今、どんな感じがしているか?」を感じることがとても大切なんです。
感覚が戻ってくると、体は自然と“整う方向”に動きたくなります。
いきなり全部を完璧にやろうとしなくても大丈夫。
できそうなものを、ひとつだけでも取り入れてみてください。
私の施術でも、「形を整える前に、感覚を取り戻す」ことをとても大事にしています。
無理に体を動かすのではなく、体と向き合いながら、自然と変わっていく感覚。
それを一緒に育てていくことが、ここから整体の大切にしている“整える×正しく動かす”のベースです。
「私も、もう少し自分の体と仲良くなってみたいな」と思った方は、ぜひお気軽にご相談くださいね😊
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