昔から”冷えは万病のもと”という言葉が古今東西にあります。
冷えから来る風邪はもとより、痺れ、浮腫み、凍傷、がん、脳血管障害、心疾患など多くの病気の根源には、常に『冷え』が関係していると数多くのデータも集まっているそうです。
最近とても寒すぎて体が冷えて、力がガチガチに入ってしまう…などと
やはり寒さから体に影響が出るという声を聞く機会が増えました
もちろんお風呂や温泉に入るのをオススメしますが
「全身浴はちょっと・・それでも温泉を体感したい!」という方は
【足湯】はいかがですか?
足湯をオススメする理由は
①血液循環の改善で冷えの解消
足先の収縮した血管を広げ、血の巡りをよくすることができます。またふくらはぎは第2の心臓と呼ばれていますが、足湯で温められた血液がふくらはぎから全身へと循環し、身体全体が温まります。
②リラックス効果
全身の血の巡りを改善し、緊張した筋肉がほぐれることで心身ともにリラックスした状態に導いてくれます。
③むくみ改善
むくみは体内に滞っている老廃物や水分が原因とされていますが、足湯で血流を促進させることで足先に溜まった老廃物が排出されます。
④体温が上がり免疫力アップ
人間の体温は、1℃下がると免疫力は約30%下がると言われています。足湯をすると血液循環がよくなりその結果体温が上がり 免疫力アップにつながります。特に冬場など免疫力をつけたい時には有効です。
足湯による大きな影響はなにより『血液循環』が良くなることです。
私たちの体は、60兆という細胞からできています。
その細胞の活動には、酸素の補給と老廃物の排除が必要で、それらを運ぶ役目を果たすのが「血液」なのです。
血液というのは、体温が低いと粘度が高まり、体温が高くなるとサラサラになるので、血流が早まり、体の隅々まで栄養や酸素が回り、老廃物を回収することが出来るようになります。
足湯は、心臓から最も遠い位置に存在し、血液が冷めてきやすい部分を温めることで、血流を改善し、体の隅々まで温めることができる入浴方法です。
また足湯は、冷えた内臓を温めて消化力を上げれる可能性もあります。
足湯をすることで、下肢静脈を流れる血液が温められ、その血液が足元から骨盤内を通り、体幹の深いところを通って心臓に戻ってくるときに内臓を温めます
特に、骨盤内に子宮がある女性においては、冷えは子宮の機能低下や月経痛の悪化の原因ともなりえます。足湯によって冷えが取れることで、月経痛の改善も期待できます。
冷えから身体を守り、その寒い冬を楽しみましょうね!
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