【治った】っていうお声はとても嬉しいことです。
でも、その反面で【治った】って言葉は認識が違うと、治療って難しいなと思います。
【治った】は、本当に【治った】か?
ということで、五十肩を例えて話をするとイメージがつきやすいので
五十肩を例にお話させて頂きますね。
五十肩とは…(簡潔に)
五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」といいます。
ざっくり説明すれば、肩から腕にかけて痛みや制限が出てしまう症状のこと
(後日、五十肩についてお話しします)
それらの状態を
【痛みがなくなったこと】を治ったっていう人もいる
【痛みがないけど手が上がらないままの状態】を治ったっていう人もいる
【痛みがなく、手も上がるが日常生活で負荷が重なると違和感がある状態】を治ったという人もいる
【痛みがなく、手も上がり日常生活の支障もないこと】を治ったという人もいる
さて、患者さんが言う【治った】はどこだろうか。
そして、治療家がいう【治った】はどこだろうか。
・痛みは、とりあえずなくなった
・痛くないけど、手が上がらない
・手は上がるけど、負荷によって違和感が生じる
いわゆる機能低下を改善できていない状態なのに
患者さんが思う【治った】という言葉だけで、では卒業ですね!っと治療を終了した場合
再発はすぐ生じるし
むしろ、再発ではなく、まだ治療途中の悪化ということもある。
でもそれって治ったって言う
言葉の認識がお互い合っていれば防げることもあるね。
痛みだけの判断だけではなく、身体的機能まで改善したかどうか
話ができると治療家と出会えたらいいなと思っております☺️
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