【シリーズ第2話】首をほぐしても意味がない?
- 整体 ここから
- 6月10日
- 読了時間: 2分
更新日:6月11日

こんにちは、ここから整体の一柳成美です😊
今回も「首が痛い人がハマりがちな3つの誤解」をテーマに、3話シリーズでお届けしています!
【シリーズ第2話】首をほぐしても意味がない!?
〜本当に必要なのは「背中に頭を乗せる」こと〜
「首が痛いから、マッサージに行って首の筋肉をほぐしてもらいました」
「ストレッチで首をぐるぐる回しています」
「YouTubeで“首の可動域を広げるエクササイズ”を見つけて実践中です」
……こういう声、すごく多いです。
でも、正直に言いますね。
それ、根本改善にはつながりません。
なぜなら――
筋肉が硬くなる“本当の理由”に目を向けていないから。
多くの人が「首が硬い」「筋肉が張ってる」と感じていますが、
では、なぜそうなったのか?を考えている人は意外と少ないです。
筋肉は、ただ勝手に硬くなるわけではありません。
筋肉がガチガチになるのは――
「頭が前に落ちないように、無理やり支え続けているから」なんです。
再び“釣りのイメージ”でお伝えします
前回もお話ししたように、
背骨(頸椎〜腰椎)=釣竿
筋肉=釣り糸
頭=獲物
頭(獲物)が前に出るほど、筋肉(釣り糸)はピンピンに張り、釣竿(背骨)はしなって耐えます。
しかも、獲物が前に出っぱなしなら、筋肉はずっと張り詰めたまま。休むタイミングがありません。
だから、ほぐしてもまた戻る
この状態で首の筋肉をほぐすと、一時的にはゆるみます。
でも、頭の位置が変わっていない限り、筋肉はすぐにまた引っ張られて緊張。
結果的に「また痛くなる」の繰り返しに。
必要なのは、「背中にちゃんと頭を乗せる」こと
首の筋肉をゆるめる前に、
やるべきことは――
✅「頭がどこにあるかを見直すこと」
✅「背中の上にちゃんと頭を乗せてあげること」
そのためには、
✔︎ 背骨のカーブ
✔︎ 肩甲骨の位置
✔︎ 骨盤の傾き
など、全体の姿勢を見直していく必要があります。
首だけの問題じゃないんです。
首は、体全体のバランスの“結果”として今の状態になっているだけ。
🔁首のケアのスタートは「首」じゃない。
「背中に頭を乗せる」ことから始めてみましょう。
✅次回予告:
第3話|首を動かすより、まず“〇〇”を整える!可動域が変わる姿勢のコツ
「あなたの体は、あなたの姿勢で変わります」
次回も楽しみにしていてください😊
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